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ニュースクラップタウン

私事で恐縮です。

エレ片 IN 両国国技館

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2016年12月28日、ついにこの日がやってきた。TBSラジオエレ片のコント太郎』10周年を記念して開催されたこの大大大イベント、エレ片IN両国国技館!2月末にエレ片コントライブ『コントの人10』の終演後に告知されてからというもの、両国国技館という未曾有のキャパシティ、徐々に明らかになるイベント内容とチケットの売れ行きに期待と不安を抱えながらこの日を待ちわびていました。いざ蓋を開けてみればアリーナ席と升席はまあほぼ満員と言っていいのではないかという客入りで、普段のコントライブの会場では味わえない雰囲気に胸が踊るではありませんか! 

開演までの1時間は田中知之(FPM)によるDJと共に歴代のコントの人オープニング映像が流れていました。そして18時、『エレ片のコント太郎』のオープニングであるFPM「paparuwa」に乗せてエレ片の三人が登場。客席を見渡しての「埋まってる!」という景気の良い一声で明るいスタートを切りました。最初の企画はゲストに番組に縁の深い大槻ケンヂとゲッターズ飯田を招いて10年の歴史を振り返るというもの。DVD未収録のVTR「崖の上のジン」「パロディCM(片桐さんによる広瀬すず、今立さんによるダチクン・ビーバー)」、大槻さんリクエストの「今立泥酔ツッコミ(桃太郎公園)」、伝説のやついおもらし事件の写真などで歴史を振り返ります。そしてラジオでも予告されていた衝撃の「片桐キャンプ事件」と、TBSから直々にお叱りを受けタブーと化していた「アネロス放送」のVTRでは異様な空気が国技館に充満するというなかなか出来ない体験をしました。コントライブの幕間の映像のためにキャンプへ行った際の、片桐さんの不機嫌とガチギレ。買い出しに行かされ、帰ってくると寝ていたエレキや作家陣に腹を立て、作家ゴウヒデキの腹を蹴りつけるという衝撃の映像では笑いとドン引きが巻き起こる。ずっと映像を流すことを渋っていた片桐さん、今から流れるという段になったときに衣装のタキシードに付いていたバレッタをいじけたようにイジっていて、国技館でも変わらぬカタギリ感を発揮しまくっていました。「アネロス放送」でのこれがラジオで放送されたことが今となっては信じられない片桐さんの音声には、近頃地方のFMにハマってエレ片を聞かなくなっていたという大槻さんも「また聞くよ!」と言うほど驚かれてましたね。それから大槻さん、「崖の上のジン」で映った片桐さん所蔵のエロマンガに対して「片桐くんはエロマンガの絵柄にあまりこだわらないんだね」とコメントしたり、「アネロス放送」では片桐さんの着ていたキング・クリムゾンのTシャツに「これ着たままやったの?」と独特の反応をされていてすごく良かった。こうしてエレ片の歴史を振り返ってみると、やついさんのおもらし事件や宇宙液、今立さんの泥酔や女性遍歴とそれぞれに強烈かつシモ寄り多すぎなエピソードがありつつ、やはり片桐さんの人間味溢れすぎなエピソードの数々とそれをゲラゲラ笑いながら楽しみさらなる臭みを引き出すエレキコミックの関係性が「エレ片」なんだなあと改めて思う。この振り返り企画はこれだけでも何回かイベントが出来る情報量なので、オールナイトなんかでやったらとても楽しそうだなあと思いました。

休憩中にはグッズ宣伝のための「恋ダンス」映像が!これまでのコントでの女装も登場し、動きがバタバタしていてとっても可愛かった。座布団を二枚持たされた片桐さん、めちゃくちゃ踊りにくそう。そして、エレキコミック発表会『金星!!』で流された「今立プロポーズ大作戦」のVTRに、先日のスペシャルウィーク「シン・結コント太郎」で発覚した真実(飲み会で知り合ったとされていた→本当はFacebookのファンからのメッセに返信した)を加えたバージョンの映像が流れ休憩が終わると、いよいよ今立さん・まいさんの結婚式へ。

お二人の選曲という布施明君は薔薇より美しい」に乗せてアリーナ席後方の扉から新郎新婦の入場。私はちょうど通路側の席だったのでお二人の姿を間近で見ることができたのですが、シルバーのタキシードの今立さんと真っ白なウェディングドレスのまいさんを見ていたらなんだかグッときてしまった。ラジオのリスナーが集まって今立さんの人生の門出を見守るの、めちゃくちゃ良いな。ドレスの裾を持って歩いた新婦友人の子ども達が「まいちゃん」「ご結婚」「おめでとう」と習字を掲げる微笑ましい一幕もあり、会場は一気に結婚式ムードに。壇上には司会のやついさんとおかっぱの片桐さんことアネロス牧師が登場し、コント仕立ての結婚式が執り行われました。指輪交換や誓いのキスだけでなく、なぜか牧師を相手に新婦の相撲(行司は作家の川尻さん)、岩下の新生姜ペンライトタワー挿入というエレ片らしさ。続いての披露宴は、トゥインクルコーポレーションの上田マネージャーによる挨拶でスタートしました。緊張からか信じられないほど噛みまくり、そもそも文章も破綻していて爆笑をかっさらっていく上田マネ。「ちゃんちゃんちゃんこ鍋、覚えていますか?今夜は、まいちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんこ.....」と最後のキメまでアクロバティックに噛みまくる。最高でした。続いてはラジオやトークイベントで共演しているシルクラボ所属のエロメン一徹・月野帯人による挨拶。持ち前の品の良さで爽やかにポケットTENGAを新婦に手渡す一徹さんと、おもむろにズボンを下ろして「3Pしてください」と頭を下げる月野さんのはちゃめちゃさが楽しい。氏神一番に生声で「OEDO」を歌わせたかと思えば、峯田和伸大槻ケンヂが弾き語りで歌う銀杏BOYZ「BABY BABY」という素晴らしすぎる爆弾を落とすのもエレ片だからできること。そして何といっても最高だったのは片桐さんのスピーチ!「BABY BABY」を聞きながら既に涙ぐみ、号泣しながら読まれたスピーチには片桐さんと今立さん、そしてエレ片の青春が詰まっていた。学生時代、毎週のように片桐さんのアパートで遊んでいたことや、今立のツッコミを受けていると自分が面白い人間になったんじゃないと思ってしまうこと、そして今立さんのツッコミを受け続けている片桐さんからの「相手を上から見下すのではなく、面白いとこを見つけて楽しむことができる優しさ」という最大の賛辞。飲み過ぎる今立さんを心配し、「格好良くいてほしい」と言う片桐さん。今立さん特有の気付いたら一人でいなくなっている行動へのアドバイス。片桐さんの愛とユーモアに溢れたスピーチは間違いなくこのイベントのハイライトでしょう!今立さんももらい泣きする中で相方のやついさんは司会に徹しているのもまた彼ららしくて、エレ片三人の関係性に胸が熱くなりました。ご親族も来ている中、こんなめちゃくちゃな結婚式で大丈夫なのだろうか...という不安を一瞬にして吹き飛ばすまいさんのスピーチもとても良かったです。手紙が出てくるかと思いきや原稿はなんとノート、言いたいことは伝わってくるけど何しろおかしい言葉のチョイス。今立さんが結婚を決意するほど惚れ込むのも納得のキャラクターがにじみ出ていて、祝福の気持ちを込めて力いっぱいの拍手を送りました。末永くお幸せに!

多幸感溢れる結婚式の次はコントコーナー。転換中にはマギー、クリープハイプ尾崎世界観森脇健児鴻上尚史甲本ヒロト笑福亭鶴瓶と番組やメンバーに縁のある人々からのメッセージが流れました。なぜか銭湯から出てきた森脇さん最高っす。甲本ヒロトはコメントを終えたかと思うともう一度カメラを戻して「さっき言い忘れたんですけど、「RIKACOのメス」と「デンジャラ~ス」が好きです。」とコメントしていて、めっちゃ聞いてる!!と嬉しくなりました。スーパースターなのに目線が完全にリスナーなのがもうめっちゃ格好良い。またゲストに来て欲しい。

レキシの池ちゃんを迎えたコントでは、「シトラスラベンダー」にジョイントした歌ネタを披露。「マツジュン」「ちんこに見えちゃう」「サタデーナイト」やっぱり名曲です。「はにわに見えちゃう」と「ガンダムに見えちゃう」もグダグダで最高。レキシの「狩りから稲作へと」では会場が湧きましたね。あと池ちゃんが三つ編みを付けてセーラー服を着ると超ニッチェでした。

Negicco、峯田さん、池ちゃんと全員でのコントは、片桐さんが執拗にマイケル・ジャクソンに間違われる「BAD」を披露。エレキとともに中学生に扮し片桐さんにちょっかいをかける峯田さん、新幹線の座席のセットに思い切りダイブして大回転&激突&背もたれ破壊をキメていて超最高でした。エレ片のコントでお馴染みの可愛らしいダミーちんこを出しながらマジでコケる姿にも大いに笑った。あと学ランが似合いすぎててセクシー。セーラー服のNegiccoちゃんも片桐さんに勢いの良い蹴りをキメ、ステージ裏からやついさんの笑い声が響く一幕も。「99.9?」「知らね」「コバケンなら知ってる」と声を合わせる姿がなんともキュート。池ちゃんは赤い革ジャンでもうひとりのマイケルを名演。エレキ、峯田さん、NegiccoがBADのイントロを歌いながら片桐さんを挑発するシーン、可愛すぎました。わちゃわちゃ感がたまらないコントが見れるのもこういうイベントならではでとても楽しかった。

そしていよいよ、新メンバーの加入が告知されていた危険日チャレンジガールズ!のライブコーナーへ。ライブ前には一番最初のレコーディングにやついさんが一時間遅刻したときの映像や、「純情エクスタシィ」のPV・アー写撮影の模様が。遅刻しているのにドラクエ9を見せびらかし、片桐さんとゲームソフト奪取ゲームしている映像、延々と観ていたい。アー写撮影での上田マネとの即興デリヘルコントも良かったですね。

ライブではNegiccoと共に「純情エクスタシィ」と新曲「ONE NIGHT SENSATION!」を披露。立ち位置からモタつき、徐々に口パクもままならなくなっているキケチャレのおじさんたち、もはや愛おしい。そしてキケチャレとコラボを続けてくれるNegiccoちゃんが考案した「ONE NIGHT SENSATION!」の振り付けも優しさに溢れていました。Negiccoとのライブが終わり、遂に新メンバーの発表へ。カウントダウンとともに開いた幕の向こうにいたのは、まさかまさかの…手島優!女装じゃないのかー!どことなく女装っぽいけど!これまでにエレキのネタに名前が登場したりラジオで爆乳ヤンキーが話題になったりしていたので言われてみればの人選。爆乳ヤンキーでのスイカ早食いや『ゴッドタン』での勇姿を見る限り、キケチャレに上手くハマってくれるのではないでしょうか。キケチャレネームは何になるのだろう。手島優を新メンバーに迎えた危険日チャレンガールズ!寿として2月にメジャーデビューすることも発表され、今後の展望が感じられて楽しみです。キケチャレはNegiccoとの曲やSmall Boysとの「クラクラッ・シンデレラ」などやたらといい曲が揃っているので、売れまくって欲しい。「Funky Fun!!!」でゲストも再び登壇し宴もたけなわ。氏神一番の地獄のようなスベりも含めて大団円を迎えたエレ片IN両国国技館。最後はやはり番組のコーナーから生まれ、コントの人のエンディングを飾ってきた峯田和伸による「キラキラいいにおい」の弾き語りでお開きとなりました。

両国国技館という1万人規模(ライブのセットでは約6千人)の会場で相も変わらずくだらないトークとコントを繰り広げるエレ片はとにかく最高でありました。ラジオともコントライブとも違う賑やかさで後にも先にもないお祭り、こんなことできるのエレ片しかいないよ、という気持ちです。一生続いてくれ〜