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ニュースクラップタウン

私事で恐縮です。

はる

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桜が散ってすっかり新緑に姿を変えたここ数日、汗ばむ陽気が続いていて春物を通り越して夏物の服を引っ張り出している。とはいえ、夜はそれなりに肌寒いので難しい。必殺技の夏物onカーディガンを繰り出しまくっている。

新しいアルバイトにも少しずつ慣れて、雰囲気や身の振り方もなんとなく掴めてきた。それと同時に徐々にポンコツと愚鈍が露呈してきて、帰りの電車で頭を抱えることもあるけれど些細なことは引きずらなくなった。背筋を伸ばして頑張りたいし、出来ることならずっとここにいたいなあと思うくらい良い環境で、自分の選択が間違っていなかったことにもホッとしている。仕事に慣れると今度は対人関係が気になり出して、油断するとちょいちょいイヤ〜な人間性が出ちゃうので気を引き締なければ。いままで人間関係を極力サボってきたので、打ち解けることと馴れ馴れしさの違いや塩梅が分からない。こんなにも迎え入れてくれる環境が本当にありがたくて、私もこの先こんな風に誰かを迎え入れることができたならと思うくらいだ。「嫌われたくない」という感情が果たして良いものか悩ましいものだけれど、そう思ってしまうのだから仕方ない。うまくやれているのかなあ。

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大学4年生のときは週3の授業で、一年の半分以上おやすみという体たらくだったので週休2日の感覚が新鮮ですらある。あっという間に終わっていく。先々週のお休みはコンタクトレンズを作って浅草でお花見をして、次の日は友人とデイミアン・チャゼル監督『LA LA LAND』を観に行った。いままで必要なときだけ眼鏡を使っていたのだけれど、バイト中にもないと少し辛いのでこの際にと初コンタクトレンズ。折角なのでディファインタイプにした。もともと黒目は小さめだったので最初のうちは黒目が1.5倍くらいに大きくなってきもちわるく似合っているとも思えなかったのが、今では無いとちょっと抜けてる印象になってしまっておそろしい。ディファインのコンタクトを着けている自分に対する自意識もさっさとどこかへ行ってしまった。

『LA LA LAND』を観るのは実は2回目で、狂おしいほど好きでも憎らしいほど嫌いでもないという感想は変わらず、冒頭のミアと女の子たちのミュージカルシーンが一番好きです。ちょうど『ゴッドタン』マジ歌LIVEダイジェストでの劇団ひとり渾身のLA LA LANDパロディを観たばかりだったのも良いタイミング。ジャズもミュージカルも門外漢なもので菊地成孔によるキレキレの批評も面白く読んだのですが、同じRealSoundの連載で菊地さんが激賞していたパク・チャヌク監督『お嬢さん』を先月に観て、それはそれはもう面白くて忘れられない映画となりました。中盤での秀子とスッキのシーンのカタルシス、私にとってはあまちゃん紅白でアキとユイがNHKホールに並んだときに匹敵するくらい強烈で感動的で涙がこぼれた。生涯ベストに入るくらい好きな映画です。

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先週は横浜は長者町、ふぞろいの人妻たちのお向かいにある映画館シネマリンでエドワード・ヤン監督『牯嶺街少年殺人事件』デジタルリマスターを観た。フラストレーションや機微という言葉ではまったく太刀打ちできない4時間。手にしては消えていく光と深い闇を映しとったスクリーン以上に雄弁なものはなにもない。という感じで、観てよかったな。小明、登場シーンのポーズからすでに魅力があふれてて一瞬たりとも目が離せない。早く彼女がスクリーンに現れないかなと思いながら観ていた。

映画を観た後は伊勢佐木町、曙町、野毛を散策した。風俗街、コリアンタウン、呑み屋街がひしめくこの周辺の雑多な風景がとても好きで定期的に訪れたくなる。私にとってはほぼ異世界である風俗店やラブホテルのゴージャスな外観と看板が好きで好きでたまらないので、歩いているだけでテンションが上がる。『ドキュメント72時間』に登場した24時間営業のとんかつ屋さんの前も通りがかった。お給料が入ったら食べに来ようかな。大岡川の桜が満開で、川にたくさんの花びらが浮かんでいてとても綺麗だった。

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