ニュースクラップタウン

私事で恐縮です。

何か別のことを考えた方がいいのはわかっているけれど、2年間ずっと寝ても覚めても好きな人のことを考えて過ごしてきたから、他に考えることもないし、好きな人のことを考える以外にすることなんて、なにもない。

私の好きな人は、こういうのがいちばん嫌いなんだよな。もしかしたら、本当にもう連絡は来ないかもしれない。いとも簡単に私のことは忘れてしまうかもしれない。

わかるんだ。だってずっと、見てきたから。どんな人なんだろうって、ずっと見てきたから。考えてきたから。好きな人のこと、よく知ってるんだ。

でも、私の知ってる好きな人は、何日か、何ヶ月かしたら、なにもなかったみたいにまた話しかけてくれるんじゃないかって、ちょっと思ってしまう。

わかっていたのに、どうしてだろうね。どうして好きな人のことわからなかったんだろうね。どうして大切にできなかったんだろうね。

ただ言葉で好き好きって言われても、依存されても全然嬉しくないの、とてもよくわかるのに、わからなかったね。

わたしはあなたになりたかった。いまもなりたいと思ってる。これってなんだろう。恋じゃない、愛じゃない。愛がなんだ。映画とてもよかったです。

でもわたしはたぶん世界でいちばん自分のことが好きで、じぶんのことしか愛せない人間なんだと思う。でも、はじめて、自分よりも好きな人に会った。でも、その人に好かれたら、それは私から私への愛と同化して、思い通りにならないと苛立ってしまう。だって他人だから。それは当然だけどコントロールできないから。

一緒に生きていくってどういうことだろう。私は、夜中にお腹が痛くて目が覚めたとき、真っ先にあなたの顔が浮かんで、心の中で名前を呼ぶ。突然、雷がなって激しい雨が降ってきたら、心の中であなたに雷びっくりしたね、と言う。月がびっくりするくらい大きかったとき、心の中で月がすごいよ、と言う。そういうとき、私はあなたが好きなんだなあ、一緒に生きていきたいんだなあ、と思う。

1度でも、ほんのすこしでも、私と生きていこうと思ってくれたこと、思い出したら、連絡ください。それまでに私、10kg痩せて、仕事も少しはできるようになって、暇な時間にアルバイトかボランティアはじめて、待っています。

身体も軽くなったら、きっと、好きな人への思いも軽くなるんじゃないかなあ、って思う。元気でいてくれたらそれだけでいいよ、なんて全然思えないけど、でも、本当に、また笑って話せたらなあ。